-米ユタ州の不妊治療クリニックで、過去に勤務していた男が自身の精子を患者の女性に使用した疑いが明らかになり、ユタ大学は２２日、同クリニックを利用した女性に対し、子どもの実の父親を調べる検査を無料で提供すると発表した。

大学によると、このクリニックに通っていた女性がＤＮＡ鑑定を行ったところ、１９９２年に生まれた娘の実父が夫ではなく、クリニックに勤めていた男であること判明したと訴えている。クリニックと検査施設は９８年に閉鎖されたが、当時大学と契約を結んでいた。

大学側は、精子が取り違えられたことを示す証拠は現時点ではないとした上で、不安を感じる患者に対し、本当の父親を調べる検査を無料で行うとした。


http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPTYEA0M09920140123