本当に俺の子なのか? そんなふうに父親が疑念を抱くのは、芸能人に限ったことではなく、一般人の間でも想像以上に多いようです。不倫・離婚問題に詳しい行政書士の露木幸彦先生によれば、「離婚に際してDNA鑑定を検討したり、“長年育ててきた子どもはかわいいけれど、本当のところを知りたい”と思い悩んだりする人は増えている」とのこと。
そこで、今回は、露木先生に寄せられた相談実例をもとに、DNA鑑定を行った結果、“クロ”すなわち不幸にして親子ではなかったケース、また鑑定をしていないけれど夫婦双方が黒だと思っているケースについてお届けしたいと思います。
■血液型の矛盾で実子でないことが発覚
“できちゃった婚”をした夫婦の血液型はいずれもO型。ところが、生まれてきた子どもの血液型はB型と、ありえない組み合わせであったことから、夫の子ではないことが明らかになりました。
妻が口を割らなかったものの、どうやら、本当の父親は、妻が二股をかけていた元カレのよう。夫は当然、大変なショックを受けたのですが、それでも「生まれてきた子に罪はないのだから」と離婚はせずに、自分の子として育てていくことに。
血のつながりはないものの、父子仲は良好でした。真相を知らない子は、父親を慕っており、父親もまたそんな子どもを愛おしく感じていたのです。
ところが、夫のそうした誠実な姿勢にもかかわらず、妻側の浮気癖はなおらず、夫婦関係の溝は深まるばかり。結局は妻が子どもを連れて家を飛び出し、その後、離婚が成立。浮気相手の子どもを育てるという夫の涙ぐましい努力は、ついに報われることがなかったのです。
■セックスレスなのに妻が妊娠・出産!?
お次はセックスレスなのに妻が妊娠・出産したと言うケース。これまた「俺の子じゃない」のは明らかなのですが、気弱な夫は妻を問い詰めることができないまま、ズルズルと婚姻関係を継続してきました。
それでも、子どもが小学校に上がる頃には、夫婦関係は修復不可能なまでに冷え切り、離婚話が持ち上がります。夫は妻の浮気相手、つまり子の父親が妻の元上司であることは勘付いており、元上司にだけはキッチリ責任を追及したいという考えでした。
ところが、夫がDNA鑑定をしたところで、自分と子どもの血のつながりがないことしか証明できず、本当の父親が誰であるかまではわかりません。結局、確たる証拠も妻の証言も得られなかった夫は、間男に社会的制裁を加えることができないばかりか、離婚成立後、血のつながらない子の養育費を今でも支払い続けています。
■妻側からDNA鑑定を希望するケースも
父子のDNA鑑定は夫側からだけでなく、妻側からの希望でなされることもあります。
テニスサークルの男友達と不倫の末、妊娠・出産したある女性は、その男友達から「俺は関係ない」とシラを切られたことに激高。不倫相手に「やっぱり俺の子」と認めさせたいがために、まずは夫と子のDNA鑑定を行い、子の戸籍の父親欄を空欄に修正したうえで、不倫相手に認知や養育費、出産費用の支払いなどを迫りました。
また、別のケースですが、離婚成立後に、元妻から突然、「今まで夫婦の子として育ててきたけど、本当はあなたの子じゃないから、DNA鑑定に応じて」と求められたという男性もいます。この男性の場合、自分の子だと思い込んでいたので、しばらく気持ちの整理がつかなかったものの、結局は、「元妻とキッパリ縁を切りたい」という思いから鑑定に協力したそうです。
DNA鑑定に至った経緯、鑑定結果に対する当事者男性の受け止め方は実にさまざまでしたね。そもそも不倫自体があってはならないことですが、浮気相手の子を妊娠・出産となれば、夫だけでなく生まれてくる子どもの人生にも深刻な影響を及ぼします。軽率な火遊びだけはくれぐれも慎みたいものですね。
http://news.ameba.jp/20140117-84/-----------------------------------------
セックスレスなのに妻が妊娠した、離婚してからあなたの子じゃないと言ってきた。。。
間男からしたら寝取った女が自分の子を出産したっってことですが、女性も強いですね。。。